年末に投稿しなかった分を追記とかしつつ更新中

●光にした

1Mbps台のADSLをここ数年使っていたが、今年はWindows10のアニバーサリー更新で他の接続が滞り、メールが一週間落ちてこないなどの事象が発生。XBOXONEのゲームDL困難問題と合わせて、とうとう解決を図ることになった。たまたま工事費無料のD社のキャンペーンがあったので、それで。中身はNTTのベストエフォート1Gbpsのアレだ。プロバイダもそのまま使えそうだったので継続。しかしこれが罠だった。
繋いでみると、平日夜の遅さが尋常でない。切れることこそないが、普通に一桁Mbpsまで落ち込む。休日昼間などの速い時は、測定サイトで300や400Mbpsは出るし、下りが落ち込んでいても上りは100ぐらい出てることが多いので、どう考えてもプロバイダの局内設備に起因する公算が大。それにしてもこの振れ幅の大きさ…昔の回線みてえ。

何せどこでも同じ金額なんだから、遅いと単に損なわけであり、プロバイダ変える方向で情報収集を行っている。しかし、大雑把な傾向として大手の方が期待はできるとは言え、ぶっちゃけ運もあるのでだんだんどうでもよくなってくるのであった。
光で一桁とかあり得ないよなと思っていたら、うちがそうだったというオチ。5GHz帯の無線LANもこの分なら不要。

XBOXONEでゲームDLしてたら、20Mbps位まで上がって0まで落ち込むのを繰り返すという現象もあったが、そういう不安定なのはちょっと勘弁してほしいわね。マルチセッションで繋いでるっぽいけど、この程度で帯域規制とか言われても困るし。

とか何とか言いつつ、DLキューに乗っかりっぱなしだったDA:InquisitionとRise of Tomb RaiderはHDDに無事インストール完了。以前の1Mbps台では、ぶっ通しで切断無しでも一週間かかる公算(概ね毎時0.5GB)だったので、速くはなってるんだよな…期待値に追いつかんだけで。この分ならForza Horizon 3やQuantam Breakを買っても大丈夫だ。来年はHalo Wars 2出るし、MASS EFFECT : ANDROMEDAもあちらでは春発売。こうなるとむしろHDDの残り容量が問題になってくる。360互換タイトルをGoldの分含めて適当に入れていったら、内蔵1TBの3/4近く使っちゃってるんだが。やっぱり互換タイトルは元データよりでかくなってる。
仕方ないので2TB外付けを追加したところ、ストレージ表記は2ドライブ合算になっていてわかりにくい。とりあえずインストール先は新規にしておいてXCOM2とか買ってしまった。内蔵500GBなら即死だった。
そして真の問題は積みゲーだらけという状況にあったのだ。これはさっぱり解消しそうにない。困った困った。

●RX470/4GB

円安の波が来そうなので買っておいた。AMD、NV両社とも2017年以降、次世代がHBM2採用になるけど製品展開については情報が錯綜しているので、「出るまで信用できない」状態。AMDに関して言えば、Vegaの鯖向けの後にハイエンドは確定としても、その先はよくわかってない。というかミドル以下はPolaris続投だと思うのだが。

今回入手したのはHISのIceQ^2のTurboすなわちOC版。50℃以下ではファンを回さない事になってるので、セミファンレス動作とも言われる、いわば条件付きファンレス。付けっ放しだったHD5750(リファレンスデザインまんま)よりもずっと静かだ。いまPCに付いてるファンはケースファンのみで、CPUには巨大ヒートシンクしか付けてないから、期せずしてかなりの静音になった。
その他の特徴としては、デジタル出力しかないところ。DVIが2系統の製品なら従来のモニタ構成を継続できたが、サブモニタの方がもうやばいので、それも見直したかった。理想は、32インチ4kのNECのやつ1台で全部済ます。高すぎて買えねえ。27位のゲーミングモニタがえらく安くなってるので、それを買い足すとか案はいくつかあるが、これも置き場所が問題だ。とりあえずCCHをサブモニタに置いている。

性能に関しては、何せ5年前のHD5750からのリプレースなので、もう速いとか遅いとかの次元じゃない。機能面も全然違う。解像度1080pに留めれば、ある程度は高画質で最新ゲームに対応できる。HORIZON 3のデモとかやった限り、CPUもまだボトルネックという程ではないようだ。FX-8300の次は考えてねえけど、どのみちM/B、メモリごと一式取り換えだからi7でも何でもいい。RYZENは様子見。

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Vega10、RYSENともCES 2017でデモあり。

DOOMの設定Ultraが75fpsで動作していたとか、

http://wccftech.com/amd-vega-ryzen-4k-vr-setup-running-doom-4k-ultra-75-fps/

デモ機のタスクマネージャを(たぶん無理矢理止めて)見たらベースクロック3.6GHzだったとか出てる。

http://wccftech.com/ryzen-ces-2017-3-6-ghz-base-clock-f4-stepping-4-0-ghz/

8コアRYSENのES品に関しては昨年末、なぜかフランスの雑誌に、中途半端な相対比較の情報が載った。
この時の動作クロックはベース3.15GHz、全コアターボ時3.3GHz、1コアターボ時3.5GHzというもの。

http://wccftech.com/amd-ryzen-review-leaked/

この状態ではFXより大分マシになったという程度で、マルチコア性能以外は微妙っぽい印象だ。ここから順調にクロックが伸びたとすれば、CES時のデモに繋がるだろう。ただし消費電力はいかりゃく。

AM4プラットフォームの情報も出た。

http://wccftech.com/amd-confirms-ryzen-cpus-unlocked-overclocking/

RYZEN自体は全てのSKUでOC可能だが、下位のM/Bは不可。

 

●SSHD

ノートPCのHDDをSSHDに変更。保証切れを機に取り換えた。新古品なので販売店保証は6ヶ月であった。 FMVのAH77/Wで、DDR4メモリ使ってたのが決め手。ストレージ以外はかなり速い。というかだんだん遅くなっていったので、わりと早い段階からHDDは換装するつもりだった。

元々はSSDを買うつもりだったんだけど、500GBクラスは下げ止まってて、あんまり買い時って感じじゃない。250GBクラスでもまあいいんだけど現用が1TB、ドライブベイ1基なので、ちょっと容量が少ない。m.2やmSATAのSSDを追加して2ドライブにできるハードなら便利だが、あんまり無いかも。ThinkPad Edgeは可能だったが、結局やらなかった。
それに対して2.5インチのSSHDって、今はバルクも出回ってて安いのな。3.5インチSSHDの割高さが頭にあったので、1TB+8GBでも7000円台とは予想外だった。
3.5インチSSHDが割高に感じるのは、普通のHDDがどんどん大容量化して、3TBや4TBの普通のが買える値段になってしまったためだろう。HDD自体が高速化していて、状況によっては速度的なメリットもそこまでではない。 その点2.5インチは、今でも5400rpmが主流で普通に遅いし、ちょっと速まる程度でも体感的には結構効く。ような気がした。大容量化のペースも遅いので、C/Pで見てもまずまず手頃な感じだ。

システムドライブの変更の仕方はいくつかあるが、たぶんHDD丸ごとコピーが一番速い。それは承知の上で、別のPCに繋ぐのがめんどうだったため、今回はWindows標準のバックアップから復元する方法を試してみた。いわゆる正規の手順ってやつか。

手順としては、

(回復ディスク作成→)外付けHDDにバックアップ→HDD交換→回復ディスクで起動・SSHDへ復元開始→回復ディスク等抜いてSSHDから起動

となり、これだと1台で済む。事前に準備するものは最低限回復ディスク(USBメモリ)とバックアップメディア(これはUSB3.0のHDDとかで十分)。 でも、せっかくBDドライブついてんのに、25GBディスクじゃ入らねえんだよな…回復ディスク。だいたい32GBのUSBで足りるはずだが、これも作るのに1時間ぐらいかかったような記憶がある。

バックアップと復元にはそれぞれ1時間ぐらいかかった。使用容量は400GB弱で、1TBの半分以下しか入ってなかった点は付記しておく。 写真用の分が大きかった。

また他の事象として、HDDを取り換えたらTPMの警告が出た。無視して良かったのかよくわからんがとりあえず無視。今のIntelのチップセットには、ほとんどTPMのハードウェアが載ってるようなので、暗号化や認証周り(指紋とかHelloとか)で使ってなくてもこういう警告が出る可能性は高そうだ。
その後、データ復元工程の最後の最後で復元失敗エラーが出たまではTPMのせいかもしれなかったが、それも無視してSSHDから起動を試みたら普通に立ち上がったので、それ以上追及しなかった。真相は闇に葬られたのだ。

高速化の効果については、起動してよく使うアプリケーションを順に立ち上げて閉じる、を数回繰り返すとキャッシュのNANDフラッシュにデータが入って速くなる。元のスペックがそこそこなので効果はまずまず大きい。
あまりに具体的でないのでもう少し書くと、起動時間にしてだいたい1/3程度。アプリケーションによっては、例えばOutlookのpstファイルなど、圧縮が絡むものだと更に効いてくる感じ。速さで言えば数倍のオーダーに達する。NANDフラッシュの性能も向上しているから結構いいんじゃないだろうか。なお不得手と言われるファイルコピーに関しては、測る気もないのでしらない。欲しかった性能はそこじゃないのでナ。