Cintiq 13HD
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130327_593314.html
ワコムは、特に上位モデルに関しては、在庫管理というか新製品投入サイクルが巧みという印象を受けるのだが、液晶タブレットに関しては、わりと製品サイクルが長く、明確にプロユースとそれ以外を区分けして売ってきた。iPadなどのタブレット端末が流行りだしても(筆圧標準対応じゃないから)方針は変化しなかったが、Win8発売から状況が変わる。タブレット型PC+筆圧スタイラス対応製品が徐々に増えてきて、モノによっては数万で買えるやつも現れ、ワコム製品以外のも結構ある。特にイスラエル企業のN-trigが勢力を拡大中。この辺、ワコムは部材の供給元でもあるから、市場動向を比較的正確に把握することができてたはずで、スペックで負けないやつをそろそろ出しとくか、みたいな流れではないかと予想される。
大きさとして13.3の1920×1080は、結構いい線だと思う。が、逆に言うと、そろそろペンタブレット自体が技術的に、「上がり」に近いとこまで来てしまってもいる。タブレットとしての性能はIntuos3あたりでほぼ完成しており、例えばこれがワイヤレスになったり、ARMでもx86でもSoCを積んで単体製品化したなら、その先は単純な数値上の高解像度化ぐらいしか思いつかん。単体で完結した画板/製図板みたいな方向に進むのかどうかもよくわからんけど、コモディティ化が進むことはもはや避けられない情勢だ。
サムスンがワコムの株式5%を取得したのが今年の1月末だったが、
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130130_585777.html
モバイルデバイス向けで部品供給するのがメインになってしまうと、現在進行中のiPhoneこけたら皆こけた的な状況に陥るし、当然、単体製品としてのペンタブレットの展開に影響を及ぼす可能性もあるが、現時点では何とも言えん。
一方でサムスンの電子ペーパー+ペンタブレットみたいなもんも、可能性は出てくるか。
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MSI S20コンパーチブル型Ultrabook
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130329_593726.html
国内ではドスパラ版と思しい黒いのが先に発表されている。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130321_592553.html
色以外の違いはよくわからんが、以前もドスパラ版のMSIのタブレットがあった。全体的にはVaio duo 11と似たようなスペックで、ペンタブレット対応しない分?100グラムほど軽い。
ただし、Win8発売から今までの状況見てると、コンパーチブル型は主流にはなんなそうだ。業務用端末ならアリでも、一般コンシューマ向けでは求められてない感が凄い。今年の年末になるとレッツノートだけになってるかもしれん。
触った感じ、R822ぐらいごつい方が安心感があるのだけど、モバイルPCとしては単純に軽量型のUltrabookより重いのが痛い。合体型なら単体重量を軽くできるが、合体時はやっぱり重くなっちゃうので、煩わしさはあんまり低減されない。
ASUSの新型も合体すると2kg近い。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130307_590783.html
ちなみにVaio duoは直販で在庫一掃キャンペーンやってて、今ならこれらと同じぐらいの金額で買えたりする。
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タッチ対応で11.6型のUltrabook
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130328_593588.html
カーボン素材で1kgちょいの重量というのが売り。14のThinkPad X1 Carbonより小さいのが良ければコレか。でもX1も在庫一掃キャンペーン中で意外と安いので、値頃感はあんまり無し。
こちらはギガバイトのX11のドスパラ版ということらしい。
www.gigabyte.com/products/product-page.aspx?pid=4247
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ナナオからWin8対応23型マルチタッチ液晶T2381W
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130301_590023.html
スタンド含む機能面ではLG系のよりも上だが、かなり高価。前モデルは8対応無しと明記されているので、ナナオ製品ではこれだけ。
しかしどう見ても旧モデルとほぼ同一のハードで、8対応を謳ってきてる製品も存在する。グリーンハウスの21.5型2点タッチパネル。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130318_592205.html
5点とか10点とかの必要性が、まだよくわからんのだよな。最低2点でいいんじゃないかみたいな。
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ナナオS2100後継の21.3型1600×1200液晶モニタ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130304_590273.html
4:3のニーズというと医療系とかかね。10ビットLUTなど微妙にスペックは向上しているが、やはりL997とは別ライン。
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AMDがRichlandを発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130312_591267.html
Richlandは単にTrinityの選別品であるという説と、製造プロセスにも改良が加えられたという説がある。なにげに設計変更された部分が多いので、多少改良されていそうではあるが、詳細不明。
Richlandの実製品として真っ先に出てきたのが、MSIのA10-5750M搭載のゲーミングノートPC、GX60およびGX70。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130329_593836.html
日本で発表されたが世界初だったみたいだ。モバイルGPUの方の8970Mというのは、まだ正式発表されてない模様。総合して前モデルのGX60の1~2割向上なら十分か。Haswell出るまでだが。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gpl/20121213_578324.html
デスクトップ向けがいつ出るのかは、Trinityの時同様にわからずじまい。
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AMD E2-2000オンボードのmini-ITXマザーボード
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130322_592722.html
たぶんBobcat最強と思われるが高い。Kaveriももうすぐだしなー。
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130307_590796.html
アスクがCrucial M500シリーズを取り扱う模様。CFDとかも売り出しそうだな。960GB製品はどれぐらい入るのだろうか。買わないけど。
ラインナップと性能は以前の記事にあった。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130110_581267.html
DDR4の話題もあるが、こっちは少なくとも来年中はサーバ向けに留まる感じだ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20130304_589890.html
コストかかるっぽいし、コンシューマ向けはモバイルメモリが伸びてきそうだし。
まあIntelがデスクトップPCをどうするか次第か。
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NUCでファンレスなPC
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130329_593736.html
筐体が放熱する構造なのでコストはそれなりにかかる。結果、9万超え。
この中身とサイズでファンレスというのは今までなかったかもしれない。
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HGSTがHDDの記録密度を2倍に向上する技術を開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130301_589984.html
分子自己組織化というのはナノテクノロジー的には重要項目の一つ。
http://www.sigmaaldrich.com/japan/materialscience/micro-nano/sam-learning.html
記録密度の向上に関してはこの辺か。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20130117_582047.html