Mk.38 mod 2 Tactical Laser System
http://www.gizmag.com/mk-38-mod-2-tactical-laser-system/19346/
4月にBAEシステムズが受注したもので、ボーイングDES(Direct Energy System)が下請として入ることになったようだ。
http://www.baesystems.com/Newsroom/NewsReleases/autoGen_1113718157.html
Mk.38は25mm機関砲(M242ブッシュマスター)の艦載砲システムで、mod 2はFCSを強化し遠隔操作する現用タイプ。
http://www.youtube.com/watch?v=7B5GZAoFi9o
http://www.youtube.com/watch?v=vZb0yW9tmOQ
このMk.38の砲システムはそのままで、半導体レーザ発振器を増設したものになる。予想図では、EOセンサの反対側に砲身と同軸に配置している。
ボートぐらいの小型艇や無人機といった、精密射撃を要求される目標に対してレーザを使用する。既存システムに乗っかるので、インテグレーションも簡単、としている。また目標によって出力は可変。
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あまり関係ないがBAEシステムズ公式にミーティアの分離テストの映像があった。機体はIPA1と書いてある。
http://www.baesystems.com/AboutUs/MeteorBeyondVisualRangeAir-to-AirMissileBVRAAM/index.htm
さらに関係ないが三笠の写真にBAEシステムズのロゴが乗ってるのがものすんごい違和感。
http://www.sjac.or.jp/common/pdf/kaihou/200702/070201.pdf
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スピットファイア75周年イベント
http://www.gizmag.com/supermarine-spitfire-75th-anniversary/19335/
http://www.goodwood.co.uk/revival/news-and-coverage/articles/supermarinespitfire2011.aspx
9月16日から18日にかけてのグッドウッドリヴァイバルで、スピットファイア75周年イベントが行われるそうだ。英国人のスピットファイア愛には触れるまでもないとして、会場のグッドウッドサーキットはRAFウェストハンプネットの跡地にあるし、WW2当時、グッドウッド創設者の祖父にあたるフレディ・マーチ9代リッチモンド公爵は、合板製プロペラを製造する会社を所有し、自らも飛行士であり航空技師でもあったとかなんとかで、縁は深い。
http://www.goodwood.co.uk/revival/welcome.aspx
このイベントのために、多くのフライアブルなスピットファイアが参加準備を進めており、1ダースかそれ以上というWW2以来のスピットファイアの編隊飛行が見られるかもしれない、とのこと。
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HALE-Dが初飛行するもヘリウム漏れトラブル
http://www.gizmag.com/lockheed-martin-hale-d-airship/19360/
HALE-Dは高高度飛行船型の長時間滞空プラットフォームのデモンストレータで、LMではHigh Altitude Airship (HAA)と呼称している。無人飛行船。
http://lockheedlfcu.org/products/HighAltitudeAirship/index.html
場所はオハイオ州のアクロンから、イイ感じに上昇していった映像が公開されてるが、
http://www.youtube.com/watch?v=x2mYxoPGghA
このあと高度32000ftに上昇したところでヘリウム漏れが確認され、離陸から3時間未満で着陸することになったとのこと。計画では60000ftまで上昇する予定だった。
監督する米陸軍SMDCは、急いで着陸させる指示を出したものの、南西に流されてペンシルバニア南西の森林に降下してしまったそうだ。27日の朝方に離陸して、回収には夜までかかってる模様。
LMはヘリウム漏れの調査を行う事になるが、いきなり脆弱性を露呈した格好になった。
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