ユアシェイプ感想まとめ

ユアシェイプが一区切りついたのでまとめようかと思ったら、だいたい前に書いた通りだった。

重複する部分もあるが、個人的に気がついたこととか少し書いておく。
(集合住宅だから云々とかダイエットに云々とかは無縁の話なのでスルー)

・使い道

基本がガチトレーニングであるため、成人の体力維持増進が基本と考えるべきか。体力なくても無理しない限りは大丈夫だろう。
低難易度では2ルーチン5分ちょっとぐらいを繰り返す感じだから、疲れたら止めればいい。中断もできる。
むしろ、股関節とか腰とか膝とかやってる人は危ないかもしれん。全体に下半身に負荷かけるのが多めなので。

・環境

必要スペースはほぼキネアドに準じる。加えて、大画面で遅延は少ないほどいい。たぶん。
全てやり尽くすのであれば広さはある程度要るが、ダンベルとかならそんなにいらん、といった具合。
実は環境音など音周りが凝ってるのだけど、普通のTV接続じゃ音量上げない限りほとんど聞こえず惜しい。

・不具合

スカルプティング上級で、たまにBGM切り替わらない現象があるが、限定的なので致命的とまではいかない。あとトレーナーの動きが判定と合ってなくね?という種目はあるけど、バグとも違うな。
他に、ソフトよりもキネクトの処理系に原因がありそうな現象として、ボーン認識が破綻してプレイヤー見失って勝手にポーズ、というのが希に起こる。キネクトの設置位置や照明条件に依存しそうだが、再現性がなくて困る。

・モチベーション

継続性を保たせるための目標設定とかは一切できない(*)。敢えて言えば実績だけが目安。統計機能も日本版では使えない(海外ではWeb連動があるとか)。つまりはプレイヤーに投げっぱなしというわけだが、逆に言えば押しつけがましくない。
体重計に乗って効果がわかれば良いという人もいれば、汗を流してスッキリできればそれで良いという人もいるわけで、そうした道具の一つとして使える人なら問題ないはずだ。
使ってるのか使われてるのか、目的を見失わないようにしたいですよねーみたいなー。

(*)
まさか最初のプロフィール作成時の設問(動機とか目的を一応聞かれる)が、初期難易度決定以外に使われないとは思わなかった。UBIにはまんまとしてやられたわ…

*

・難易度調整について

以前も書いた通り、このゲームは直接的な難易度設定ができない。よってプレイヤー側で工夫する必要がある。

ここで言う難易度は、エクササイズ種目の区分である初級・中級・上級とは別の、3本ゲージで表されるランク?のようなものを指す。これが増えると、規定回数が増えたり、ルーチンが1つ増えたりと単純にきつくなる。体力が無い人はふるいに掛かる可能性大。

難易度が関係してくるのは、ソフト側が自動的にエクササイズ内容を設定する3つのメニューのみ。これらには個別に難易度が設定されており、それぞれ高スコアを記録し続けると、難易度上昇が急激に起こる。おそらく年齢設定なども関連すると思われるが、検証はしていない。
レベルデザインとしてはトレーニング効果も考え、難易度の変更を敢えてできなくしてる、というのもわかるけど、現状、機械で体力の個人差までを完璧に捉えるのは無理だ。

そんなわけで解決策は二つ。
一つは自動選択メニューから離れること。固定メニューなら難易度は関係ない。
そうは言っても同じ内容の繰り返しは飽きてしまう、ということであれば、二つめ。テストを受け直すことで難易度ゲージのリセットが可能。結果が上級だろうが、ゲージ最低まで下がるので問題ない。

ちなみに、スコア無視でロースコアを続けていると、難易度は変動しなくなるようだ。小柄だとスコア上がらん種目があるような気もするが未検証。

*

・まとめ

ゲームかどうかは微妙だが、ガチエクササイズとして、またUI周りの完成度はかなり高い。画面内に自分の姿が見えるので、でかい鏡を前にしてやるような本格派に近いのでは。やったことねえけど。
環境が許せばオススメ。ダンベル専用でも役に立つ。
強いて言えば、DLCやWeb連動無しで終わりそうなのは難点か。この辺は10倍ぐらい売れないと変化しないだろうな。

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